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2009.03.26 Thursday | - | -| ▲ top
第1話 the one where Monica Gets a New Roommate その3

モニカの部屋に来た一同、スペイン語のTVドラマを見ている。階段の上で二人の女性が喧嘩している場面で、片方の女優のお尻がでっかく映ってる。それを見て"Push her down the stairs!"(彼女を階段から突き落とせ!)とみんなで騒ぐ。downには色々な使い方があるが、この場合は前置詞で「〜の下手に/下方に」という意味。つまりこの文を分解すると push her(彼女を押せ) + down the stairs(階段の下方に)となり、 直訳すると「彼女を階段の下方に押せ!」という意味になる。もしdownが副詞の場合には Push her down from the top.(彼女を天辺から押して落とす)という風に、downの後に前置詞(ここではfrom)が入って、文の構造は Push her down(彼女を突き落とす) + from the top(天辺から).となる。
 
こんな作業をイチイチするのは面倒だし、しなくても意味は解りますが、文の構造をじっくり見てみると、今度は自分が書いたり言ったりする時にとても役に立ちます。
 
みんながTVを見ている時、レイチェルはお父さんと電話して、なんで式場から逃げ出したのか何とか弁解しようとします。そして間でレイチェルがこういいます。"Everybody has always told me 'You're a shoe!' And today I just stopped, and I said 'What if I don't wanna be a shoe? What if I wanna be a purse, you know, or a hat!"このYou're a shoe!の表現に、なんで「靴」なのかな?と引っかかる英語学習者の方が多いようです。
 
「shoesじゃなくてa shoe = 靴の片方だけでは役に立たないから、自分じゃ何も出来ない役立たずのお嬢さんで意味では?」とか「辞書に『ばっちりキメてる(ファッショナブルな)人』という意味がった」など、色々な意見が出ていますが、実はネイティブに聞いてみても、憶測でしか解らないとのことです。なのでここは直訳で「あなたは靴なのよ!」と訳して、英語の表現を学ぶというよりは、個人で好きな解釈を楽しんで良い場面だと思います。(みんな私に「あなたは靴なのよ!」っていつも言っていたけど、今日私は立ち止まって言ったわ「もし私が靴になりたくなかったら?もし私がポーチになりたかったら?それとも帽子!)
 
そして父親にこれからどうするんだと訊かれ"Well, maybe I'll just stay here with Monica.."(えっと、たぶんモニカとココに滞在する)とレイチェルが答えます。勝手に泊まると言われて仰天したモニカは"Well, I guess we've established who's staying here with Monica..."(まあ、誰がモニカとココに滞在するかハッキリしたみたいね...)と言います。establishは実に色々な意味がありますが、語源をたどると「強固なものにする」という意味で、そう考えると「〜を設立する/定着させる」も「〜をハッキリさせる/証明する/立証する」も根っこでは同じような概念で繋がっていると考えられます。「レイチェルがモニカと一緒に滞在する」という事実が強固なものになった=ハッキリした、と言えます。
 
とは言いつつちょっと落ち込むレイチェル。モニカが勇気づけようと"This is probably for the best, you know? Independence."と言います。 This is for the best は直訳すると「これはベスト(最前)のためだ」となり、自然な日本語だと「これで良かったんだよ!」とか「最善の選択だ!」という意味になり、日常会話でよく出てくる表現です。
 
続けてモニカは"Taking controle of your life. The whole 'hat' thing."と言います。Take controle of〜は、辞書で見ると「〜を支配する」と出ていますが、英英辞典の例文 Students are encouraged to take controle of their own learning, rather than just depending on the teacher.というのがあり、むしろ「自分の力で(〜に関して)何でも出来る」というぐらいの表現(ようは支配するのと同じですが)のように思います。つまりここでは、モニカはレイチェルに「自分で自分の人生をどうにでも出来るじゃん!」と勇気づけています。
 
the whole〜thingも会話でよく聞く表現で、直訳で「〜事の全て」、自然な日本語で言うと「その〜ってヤツ」という感じです。ここでは、レイチェルがお父さんに話していた「自分は靴と言われるけど靴じゃなくて帽子になりたいかも知れない」という話を持ち出して、モニカが「その帽子ってヤツだよ」と言っています。(前のフレーズとつなげると「独立だよ。自分で自分の人生をどうにでも出来るじゃん!その帽子ってヤツだよ!」となります。)
 
表現のおさらい:
  
establish : 〜を設立する/定着させる、〜をハッキリさせる/立証する
This is for the best :「これで良かったんだよ!」
Taking controle of : 自分の力で(〜に関して)何んでも出来る、〜を支配する
the whole〜thing : その〜ってヤツ、〜に関する全てのこと



2008.07.03 Thursday | comments(0) | season 1 - 1話| ▲ top
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